インドの香木

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インド巡礼の旅を終えたAさん。

前回のインドでは、まさに珍道中。インドの地方のホテルのテラスでドアをロックしてしまい、近くで行水していた少年に服を脱いで猛烈アピール。ホテルの従業員に連絡してもらい、平穏な村に大騒動を巻き起こした伝説の人物でもあります。


今回、お土産にいただいたのは、インドの香木の白檀。


大変興味深い植物で、初めは単独で生育するが、後に寄主の根に寄生して成長する半寄生植物。
雌雄異株で周りに植物がないと生育しないことから栽培は非常に困難で年々入手が難しくなっていて、インド政府によって伐採制限、輸出規制が設定されている代物です。

白檀は、香木としてそのまま用いられるだけでなく、白檀オイルの主成分が殺菌作用や利尿作用の薬効成分があるため浄化用に焚かれることもあります。
しばらく先生の鑑定部屋は香木の香りが続くと思います。


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南インド方面では、ドライバーさんの自宅や親戚のお宅にお呼ばれ。
インドでは突然の来客は神様の代わりのメッセンジャーとしてありがたがられているそうで、「生き神様」として大歓迎を受けたそうですが、人見知りの相のAさんは嬉しさ半分、言葉も流儀もわからずで大変だったようです。

インドを往復できるほどの金額の香木を簡単に買い求めるAさんが、現地で有名な美しいルビーや金のアクセサリーには目もくれず、汗を拭きふき今回最も時間を割いて血眼になって探したモノは・・・・・先生のお土産用の御当地マグネット。

インド人のガイドさんは、この生き神様の必死さを理解できなかったことは言うまでもありません。