Happy Merry Christmas!

イメージ 1



クリスチャンではありませんので、個人的には関係がないのですが・・・竹下事務所で出会ってゴールインされたカップルの皆さんからのご馳走様のHappyメールが来ています。




クリスマスシーズンに花屋さんの前を通ると苦い思い出が・・・・・

今から25年も前の髪の毛ふさふさで、皺もなかった時代のことです。
東急線のとある駅前から徒歩1分という、とても便利な新築マンションに住んでいた学生時代。
ギリシャの何とかという街とタイアップしたとかで、電線が地下に埋設され、街灯や街路樹も日本離れした感じになり、街並みはまるでヨーッロッパ風に様変わり。ちょっと不釣合いながらも、若造にとってはそれはそれは見栄えのするストリートでした。

広めの部屋は当時一瞬だけ流行った洒落たL字型。

狙っていた年上の女性をなんとか口説き落とすべく、「今日は逃がさね~ぜ」と心を熱くして最終段階に突入したイブの夜。
聖夜を満喫してもらおうと、形だけは七面鳥に見えなくもない、ただのチキンとキャンドルに照らされたラベルだけ立派な赤ワインなどなどをバイト先の高○屋デパートの素晴らしい人脈で破格値で用意。
そして小僧ながらに思いついた陳腐なアイデアバラの花びらでいっぱいのバスタブ・・・・
ゆっくりお風呂で温まっていただいて、その後は・・・ムフフと思っていたその時・・・・


「ピンポ~ン」と玄関から呼び出しの音がしたかと思ったら、いきなり扉が開いて「鍵、返しに来ちゃった~。あれ?お客さん?」
「っていうか、お前、勝手に人の部屋開けるなよ!」

心の中で・・・『よりによって何で今なんだよ!鍵はポストに入れておけばいいって言っただろ!』と叫んだのはいうまでもありません。

「忙しいみたいだから、お客さんは帰るね~」
と本命は、これまた当時流行ったワンレングスをたなびかせながら、さっさと荷物を持ってさようなら。

もう一度、心の声・・・『しょうがねえ~今日のところは、このアホなこの娘で手を打つか』と思っていた矢先に・・・

「彼が下で待ってるから行くね~」
「え~~~」

その花びらのお風呂がどうなったかって?

え~入りましたよ!一人で!


日中は真っ暗で夕方だけ燦々と夕焼けが降りそそぐ、西向きの小洒落たマンションは、今にして思えば異性関係がスムースにいかないという最悪の家相でした。

事務所径由でカップルになった皆さんは、こんな間違った家相の家に住むこともなく、方位取りとは何か?を相手に説明することもなく、本当に良かったですね。

Happy Merry Christmas!