ブラック企業の危機

休日の静かな早朝の仕事がひと段落ついた時でした。

事務所の近くの公園で何やら集会があるらしく、
女性が拡声器で大音量のシュプレヒコール

「労働者の権利を守れ!」
「すべての労働者の最低賃金を今すぐあげろ!」
ブラック企業を根絶しよう!」

労働者組合のメイデーの行進でした。

そんなに待遇に不満があるなら、労働者をやめて自分で起業して自由になればいいのに。


そんな中、雑音の背後音に包まれた、台町の女優さんから電話がありました。

「すみません・・・・私用で少し遅れます」

「了解!昨日も遅くまでお疲れ様でした。」



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早番の仕事を終えた帰り道、メーデーの行進に遭遇。

「8 時間労働の原則を守れ !」
「 100 時間残業は許さないぞ!」

あれ!?

聞き覚えのある女性の声。

台町の女優さん、私用ってメイデーのウグイス嬢だったのかぁ~