身内内で進む終活

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伊豆の叔母さんから届いた庭でとれたミカン。

「お送りするのは今年で最後になります」と手紙が添えられていました。

 

近所の方に手伝ってもらい収穫しているようですが、ご近所さんも高齢で収穫作業が難しくなってきたとか・・・

 

お子さんとご主人をすでに亡くして独り身の伊豆の叔母は85歳。

若い頃は都内に自宅を新築する際に、銀行の支店長の家にまで行って融資を頼みこんだ武勇伝をもち、温厚なご主人の代わりを果たしてきたしっかり女性です。

 

昔は頻繁に達筆な手紙が来て、返事をするのが正直大変に思っていましたが、昨年からぴたりと手紙も来なくなりました。

心配で、思いつくと私から電話して元気にしているか?確認しています。

 

昭和の時代の高価な着物や瀬戸物を子供たちにと贈ってくれたりしましたが、残念ながら使われることはありませんでした。

 

実家の親と同様に積極的に自分の終活に励んでいるようです。

残された人に面倒をかけないように行動している様子が分かります。

 

昔の印象が強く、ずっと元気でいるように思ってしまうのですが、そんなことはないわけで、将来を思うとちょっと悲しくなります。

何も特別なことはできないですが、誕生日にお花を贈ってあげたり、方位取り先から叔母の好物を贈ったりしますが、あとどれぐらい続けられることかわかりません。

 

というか、自分の方が先に失礼することになるかもしれないですし・・・・

運命はわかりません。